持久走大会が、小学校で開催されております。
スクールでは、子供達からも結果報告を沢山頂いています。
当スクールに通っている男の子で、昨年の持久走大会では2回も転倒してしまった子がいらっしゃいました。
その子は、まだ2年生、、でしたが、泣くのを我慢して、順位を上げようと最後の最後まで頑張っていました。
その後のスクールにいらっしゃった時も、目標にしていた順位にも到底届かず、とても暗い表情をしていたことを覚えています。
まず最初にその子には、「2回も転んでも諦めずに最後まで頑張ったことがとても嬉しいかった。」とお伝えしました。
普通でしたら、さすがに泣いてしまったり、諦めてしまったりしてしまうところですが、完走どころか最後まで順位を上げようと必死に頑張ったことが何よりの成長の証です。
思うようにいかないことがあっても、気持ちを強く持って目標に辿り着こうとする行動が、スポーツや勉強も含めて将来には必要なことです。
それが、「出来ていたこと」がとても嬉しかったですし、その話を伺った時には感動さえ覚えました。
そのことをその子との話の中で伝えると、そのスクールの日の終わる頃には、明るい表情になり、「持久走の練習をしたい!」と話してくれました。
そして、それから1年が経ち、
先日行われた今年の持久走大会では、見事、目標を達成する走りを見せてくれました。
スクールでは、いろいろなお子様と接することができます。
持久走大会一つとっても、いろいろな想いを持って当日を迎え、その時を頑張っています。
その一人ひとりの想いを組んで、表面上の成果の良し悪しに関わらず、その子の将来の成長に繋がる言葉を伝えていきたいと思います。
コメントをお書きください