第67回さいたま市大宮支部小学校駅伝競走大会が開催されました。
さいたま市の大宮区、北区、西区、見沼区の小学校の代表チームによる駅伝大会です。
ムーブファーストからも、6年生を中心に在籍している10名余りの子供たちが出場し、真剣な眼差しで走っていました。
レース中は、同じ区間を走る当スクールの子供達がお互いを意識し合いながら競い合う姿もあり、子供たちの成長を嬉しく感じる場面もありました。
とても白熱した大会でしたが、各校とも2学期の始めから代表選考を含めた練習会を実施しており、力を入れている学校では、朝と夕方の1日2回の練習が行われています。
終了後には、不甲斐ない結果に涙する子供達も何人も見かけましたが、それも、強い意気込みや取り組みの真剣さの賜物ではないかと思います。
今回出場したお子様の一人ですが、2年前の4年生時には、持久走に対して苦手意識が強くスクールの練習でもいつも後方を走っていました。
しかし、徐々に自信をつけ、学校の持久走大会で結果を残せたことをきっかけに意識も変わり、駅伝大会の練習に参加、そして学内選考を経て
メンバー入りに結びつきました。
当日も、数名を抜く快走を見せ、終了後はとても清々しい表情をしていました。
そして、この経験は今後もこの子を後押ししてくれるものになってくれると思います。
ムーブファーストでは、「走力を上げること」については、体幹トレーニングやスピードトレーニング等、プログラムをしっかり取り組んで様々なアプローチを実施しておりますが、その前提として、「自己を表出する心を育てること」を主旨としてあげております。
つまり、走ることを通して、「子供達が生き生きとすること」が私たちが目指すところです。
今回の駅伝大会で子供たちを応援しながら、もう一度そのことを強く認識し、今後のスクールにおいても、そのような気持ちで子供達一人ひとりと接していきたいと感じました。
これから持久走大会のシーズンとなります。
一人でも多くの子供達が自信を付けるきっかけになるように、スタッフ一同、指導に邁進していきたいと思います。