東海大学の中長距離ブロックの皆さまが夏合宿を実施しています。
この度、白樺湖畔にて2日間に渡って、トレーニングとコンディショニングの指導を実施しました。
距離を踏む練習がメインとなる時期には、脳神経、筋骨格の状態が変化するため、その状態に応じたトレーニングやコンディショニング処方が必要となります。
コンディショニングとしては、股関節と腰背部が中心のエクササイズ、トレーニングとしては、体幹部からの出力の向上、接地の動作効率の向上を目的とした内容を実施しました。
選手からは、「だるさを感じていたが、トレーニングで身体が軽くなった」、「ストレスなく走れるようになった」というお声をいただきました。
トレーニングが体調管理のツールの一つとなることを感じてもらえたことで、選手一人ひとりの日常の身体ケアの質が上がってもらえれば幸いです。
また2日目のトレーニング直後には、十数名の選手の走フォームが飛躍的に改善されました。
腰が高くストライドが広い伸びやかな動きができており、選手も驚いた様子で「トレーニングが走りを変える」ことを実感してもらえたのではないかと感じております。
今回は、これまでになく非常に手応えのあるトレーニング指導となりましたが、地道にトレーニングを積んでこられている選手たちの努力の賜物かと思います。
これから秋の記録会・駅伝シーズンに入ります。
箱根駅伝に向けて、一人でも多くの選手が自己の能力を最大限に引き出し、自己ベストを更新してほしいと思います。
※写真は、東海大学中長距離ブロック公式Twitter(https://twitter.com/TokaiLong)から承諾を得て引用しています。
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