春の運動会シーズン
3人とも徒競走で1等賞をとることが出来ました。喜びが写真からも伝わってきます。
私たちの教室では「結果を誉めるのではなく」「経過を誉める事」を大切にし、子供たちへは「他者(友達)との比較」ではなく「自己との比較」をすることを伝えています。
子供たちに「以前の自分よりも、どれくらい出来るようになったか」という観点をもってもらう事で、努力を惜しまず、劣等感を持ちにくい、子どもになってほしいからです。
この笑顔は「1等賞になった」という喜びは勿論ですが、練習の成果が実った”充実感の笑顔”でもあります。
このなかの1人の保護者様が、私にお話を聞かせてくれました。
昨年は、5番でゴールした運動会...
今年は、自ら「スタート練習」と「腕振り」の練習を一生懸命していたそうです。
その保護者様が、「本番はスタートが本当によく上手くできていて、笑顔でゴールできたんです 」と私にお話してくださいました。
私は「1等賞になれた事」よりも「子どもが、自分の意思で目標に向かって努力したこと」そして、保護者様が「子どもの結果ばかりをみるのではなく、子どもの努力を見逃すことなく誉めてくださっていた事」が何よりも嬉しく思いました。
子供たちは、大人への階段を上る過程で自分の意志で努力した結果、成果の実った「成功体験」を積み重ねることで「あきらめない心」「やれば出来る!」という事を、身体で学びます。
この子達は、この春、運動会を通じて「大きな宝物を手に入れました」
そのお手伝いをコーチとして出来たことに感謝し、これからも指導していきます。
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