「ジュニアのためのスプリントテクニック(副題:フィジカルディベロプメントからのアプローチ)」と題して、セミナー講師を務めました。
今回は、国内・海外のジュニア発育・発達過程の文献やデータをご紹介し、現場でのアプローチを実技とともにお伝えする内容としました。
「Bridging the Gap Between Science and Application」
(研究と応用の橋渡しを使命とする)
上記は、今回の主催者であるNSCAジャパン(本部は、米国コロラド州)のミッションとして掲げられているものです。
データや文献の読み方、捉え方は、研究者とは同じではなく現場での「仮説→実践→分析→修正」の繰り替えしの中で発展させることで、一人ひとりに適切なアプローチが可能となります。
私たち指導者は、経験だけでも文献などの知識だけでも、そして、その両方を持っていても十分とは言えません。
経験と文献の橋渡しとなる解剖学や力学等の基礎知識とともに論理的な解釈が必要です。
今回の参加者の方は、ジュニアの指導者からスポーツトレーナー、プロリーグのトレーニングコーチの方など多様で、それぞれのご経験からのご質問も多数いただきました。
それらのご質問から、また新たな視点が得ることができ、今後の指導プログラムの発展のための良い機会となったように思います。
また、最後にこの機会を下さったNSCAジャパンの皆様、ご参加いただいた皆様にも御礼を申し上げたいと存じます。
有り難う御座いました。
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