指導の際、大切にしていることがあります。
「やれば出来る」という環境づくりです。
「有能感」という言葉をご存知でしょうか。
有能感はいろいろなものに挑戦したり、失敗してもまたチャレンジする強いメンタルを作り、スポーツや勉強に取り組む際のモチベーションの基礎となります。
頑張った分だけ結果に表れると有能感が高まり、必然的に、いろいろな事に挑戦する意欲が湧いてきます。
先日、教室に通っている一人の男の子が、ニコニコの様子でやってきました。
あまり感情を表に出すような子ではないのですが、学校の持久走大会での結果がとても嬉しかったようで、そのことを私に聞いてほしい様子でした。
「初めて、努力が結果に結び付いた。」と、その子のお母様もおっしゃられ、それを隣で聞いていた本人は満面の笑みを浮かべていました。
一人ひとり身体の状態は異なります。
当然、練習も本来であれば、個々に合わせた内容が必要です。
身体状態や運動能力などの評価、分析、トレーニングプログラムの提供をとおして、「練習の結果が表れる⇒有能感が高まる⇒いろいろなことに挑戦する積極的な心」へとつなげられるような指導をしてきたいと思います。
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